
嶋田隆さん新コーナー「マイナーリーグものしり講座」がスタートしました。
松井もイチローも野茂も頑張っているけど、ホントに野球が好きなら絶対マイナーリーグ!いやいや、野球が好きでない人ほどマイナーリーグです。その理由はこの講座を読み続ければ「う〜む、納得!」となること請け合いです。
マイナーリーグ(独立リーグを含む)を追い続けて50年以上、訪れたマイナーリーグのボールパークは200以上というまさに鉄人嶋田さんの(こんな人はアメリカにもいない!)熱く、HOTなアメリカンベースボール話しを聞きましょう。
※このコーナーは「ここが違う!アメリカンベースボール」(嶋田隆・著)から部分的に抜粋も含め、掲載しています。
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第6回 マイナーリーグの実力
マイナーリーグは日本でいう2軍のようなイメージとは全く別のモノだということをまず理解していただきたいと思います。
ところで日本のプロ野球のホームラン・打率・打点等のトップ10には必ずアメリカの選手が顔を出していることにお気づきでしょうか。それも1人や2人ではありません。このことは、日本でプレーしている選手の数からして大変な割合です。しかもこれらの選手もアメリカ本国で知られている選手はごく僅かしかいないのです。
例えば日本で活躍しているペタジーニ(ヤクルト→巨人)、元横浜ベイスターズのボビー・ローズもあちらでは2A、3Aでやっていた選手で、知名度は低く、両選手ともメジャーの経験はほとんど無きに等しいのです。私はペタジーニについてはマイナー時代から知っていましたが、彼は3Aではまあまあホームランをよく打っていた方なので多少知っている人もいるかも知れません。アメリカではその程度でしたが、日本での活躍ぶりはご承知のとおりです。ボビー・ローズにいたっては、誠に申し訳ないのですがアメリカでの知名度はほとんど無いに等しいのです。しかし彼等は言葉の違い、生活様式の違い、食べ物の違いはもちろん、一番肝心な野球そのものの違いを克服して、日本で活躍しています。マイナーリーグの実力はそれほど高いのです。
ショートシーズン・リーグ
リーキーリーグは名前の通り、新人選手が集まるリーグです。このルーキーリーグおよび1Aの一部リーグは、試合数が少なくなっています。メジャーリーグ、他クラスのマイナーリーグの約半分です。開幕時期は毎年6月中旬で、8月末には終了するという2ヶ月半の短い期間になっています。なぜなら、これらショートシーズン・リーグは全米の高校、大学で在学中にスカウトされ、プロ入りが決まった若い選手達が6月初旬に卒業するのを待って開幕されるからです。従ってこのクラスでは、初めてプロ入りした、プロ1年生を多く見ることができます。今でこそ有名なメジャーリーガーのほとんどが、このショートシーズン・リーグからプロフェッショナル選手としての生活をスタートしています。
将来のメジャーリーガーも毎年このショートシーズン・リーグからスタートしますが、もちろん直接1A、2Aに行く選手もいないではありません。しかし、そのようなことはあくまでも例外です。
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マイナーリーグ写真コレクション
L.P.フランズ スタジアム(1993〜:ノースカロライナ州)
L.P.Frans Stadium : Hickory Crawdads[Pittsburgh Pirates傘下/1Aリーグ]
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文/嶋田 隆
写真・構成/オズボーン・ホームラン事業部 |
次号に続きます。お楽しみに!
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