Goyard Club >> 賛同者&ファン >> 石井 義章

バックナンバープロフィール  

レンズのむこうは宝島




【Part.39】
 3月に入ると春一直線。今年は豪雪にみまわれてご苦労なさったところもありましたが、そこへ着実に春は近づいています。この季節、卒業式や入学・入社式と心がはずむ行事が満載。お花見も待ち遠しいですね。
 そんな春の行事にあわせて、この時とばかりカメラは新製品ラッシュです。
 しかし、新しい製品はありがたいけれど、サイクルの早さには目が回ってしまいますねぇ。
 性能はまさに日進月歩。たとえばビデオカメラは気楽にハイビジョン撮影ができるものも登場―という具合で、ついこのあいだ買ったモノも古さを感じてしまう有りさま。
 こうなってくると、いつが買いどきなのかわからなくなっちゃいますね。で結局、ついつい新しいのに手を出してしまう人もいるのではありませんか?
 そこで今回は、井石流デジカメの選び方を紹介しましょう。

カメラアイコン 使い勝手を確認、納得して買う
 いま、カメラを買おうと思っている人のほとんどはデジカメが狙いでしょう。すでに2台目3台目という人も、また次もデジカメ。時代の趨勢ですね。
 カタログを比較したり、店員の説明をうけたりしながら、ああでもないこうでもないと迷うところも楽しみの一つ。
 デジカメは、技術やデザインの革新に加えて、操作や画像を記録するメデイアが違ったりするので、迷う楽しみがどんどん増え続けている(?)ってわけです。
 私たちの仕事ではオート全盛の今も、ピントや絞り合わせはほとんど手動。ですから、大手2社(キヤノン、ニコン)のレンズの、絞りやピントの回転方向が逆であったりするのには、繊細にならざるを得ません。
 最終的には決心して納得して買うわけですが、長く付き合っていく道具だけに、皆さんも性能や機能だけでなく、使い勝手にもこだわりたいものです。

カメラアイコン 小型カメラこそ手ブレ防止付きを
 ハッキリ言ってどのメーカーのデジカメも性能はほとんど変わりません。昼間の明るい所で撮影したL版サイズ程度の写真だと、差を見つけるのは難しいと言ってよいでしょう。
 しかし大きく伸ばしたり、夜景や室内などのストロボ無し写真となると、手ブレ防止装置の有無でかなり差が出てきます。
 液晶モニターではわからなくても、実は小型カメラほど手ブレをしやすいため、この装置は必須なのです。

カメラアイコン 画素数よりレンズ&CCD(CMOS)の大きさ
 携帯電話ですら4〜500万画素という時代ですから、カメラで同じ画素数だと物足りなく感じてしまいます。
 が、それは大きな勘違い。レンズの大きさを比べてください。携帯はレンズが小さく、そのぶんCCDも小さいということ。
 また、画素数は少ないより多いほうが良いに決まっていますが、その分データが重くなり、撮れる枚数も少なくなってしまいます。L版や2L版ぐらいの写真であれば、300万画素でも十分綺麗な写真が撮れます。
 レンズの性能にもよりますが一般的にレンズの大きい方が写りも良い事は事実。
カメラアイコン ワンランク上の写り…一眼レフ

 値段は少々高くなりますが、撮影の醍醐味を味わおうとするならばやはり一眼レフ。小型デジカメを持っている人は、ぜひ目を向けてほしいものです。
 背景をぼかした立体感のある写真などは一眼レフならではの得意技。暗い場面での撮影に強いことも利点の一つ。さらに、前回お話しした日中シンクロもちょっと慣れれば簡単にできちゃいます。
 どのメーカーが良いか迷うでしょうが、プロ用のハイスペックデジカメを除いて、実際は殆ど写りや性能など差はないと思います。デザインや持ちやすさなど、実際手に取って覗いてみることが一番。私はめがねをかけているので、ファインダーを覗いたときの見え方もチェックの一つと考えています。
 ちなみに私が使っているのは全てキヤノン製。アマチュア向けのイオスKISSデジタルも、ときどき仕事で使っているほど高性能です。
 そのイオスKISS、海外取材先で2回も落としてしまいました。それもコンクリートの上。今は仕事での使用は避けていますが、全く問題なし。衝撃に弱いと言われる電子機器ですが、意外と丈夫で感心しています。

 最高の一瞬を写真で残したい入学式や卒業式のために、間際になっての新しいカメラを買うのはトラブルの元。少し余裕を持って使い慣れた状態にしておくことが鉄則です。
 デジカメなら、その場で見られて取り直しも自由。新しいカメラは本番前の練習で準備を整えておきましょう。

中国写真展
新しいレストランや商店が至るところで建築中、でも足場は全て竹で出来ている。さすが竹の豊富なお国柄か非常に新鮮に見えました。