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【Part.30】
沖縄が梅雨明けするころ本州は本格的な梅雨入り。しばらくは何かとうっとうしい季節が続きますが、夏を迎える準備として自然の営みにとっては大切な時期でもあります。
ただ、カメラ、レンズ、フィルムには一年中で最も過酷な時期。あなたのカメラ、前に使ったままの状態でしまいっぱなしになっていませんか?
引っ張り出したらレンズやカメラにカビ…なんてことが往々にしてあります。普通に使っている分には、ほとんど心配ありませんが、やはりしまいっぱなしが一番よくないですね。
表面ならまだしも、一度内部に生えてしまうと、とてもやっかい。ちっとやそっとじゃ消えてくれず、カビがどんどん増えてしまいます。デジカメのCCDに付いてしまったら致命傷!
そういうことにならないよう、風通しのよいところか、乾燥剤を入れたケースに保管しておきましょう。
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反射光を上手にコントロールする
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そんな梅雨から夏に向けて、写真をよりあざやかに撮るための必須アイテムをひとつ。
フィッシングをする人なら誰でも知っている偏光サングラス。水面の光の反射を抑えて対象を見やすくしてくれるすぐれものですが、カメラ用にも全く同じものがあるのです。
「偏光フィルター」がそれで、これを使うと風景写真がガラッと変わることがあります。
これからは海や山に出かける機会が増え、夏場はとくに水辺の被写体が多くなる時期。
そんな時にこの偏光フィルターがあると、邪魔な反射光を取り除いて、スパイスの効いた写真をモノにするチャンスが大いに高まります。ぜひ1枚用意しておきましょう。
いくつか例を示してみたので参考にしてください。
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ウィンドウの写り込みを見ると違いがよく分かります。
上は偏光フィルターなしで下はあり。
下は内部の様子を伺うことができます(コンパクトカメラで手に持って撮影)。
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水面も偏光フィルターをつけると水の底までよく分かります。
海の塩溜まりや綺麗な水面には特に効果的。
光が写っていた方がよい場合もあるので、2種類撮っておく方法もありますね。
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滝などを撮るときにもよく使います。
水のかかった岩などの色合いが濃くなりすぎる場合があるので、
フィルターを回しながら何枚か撮るのがよいでしょう
(偏光フィルターは回転させると反射光を除去する度合いが変わります)。
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ちょっと練習してコツを飲み込もう
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ただ、その使い方にちょっとしたコツが必要です。
一眼レフカメラはレンズの前に簡単に取り付けられるようになっていますが、一般的なコンパクトカメラは無理。
したがってコンパクトカメラの場合は、偏光フィルターを手でレンズの前にかざし、覗いて確認しながら撮る必要があります。本番前に少し練習しておいたほうがよいでしょうね。
そういう意味で、フィルターの効果を液晶画面で確認できるデジカメはやはり便利です。ぜひ試してみてください。きっとその違いに驚きますよ。
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便利グッズの副作用に注意!
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なお、右ページに例示した写真のほかにも、偏光フィルターの効果は意外に広範囲にわたります。
夏は虹がよく出る季節、この虹も偏光フィルターでより鮮やかに浮き立たせることができます。また、料理などを撮るときに食べ物の光ぐあいを調節するなんてこともできるのです。
と、こんなに便利な偏光フィルターですが、時にみずみずしさや自然な感じが損なわれることがあります。さらに、このフィルターを付けると結構暗くなって、手振れが起きてしまうこともあります。いずれもフィルターが光をコントロールし過ぎてしまうからなんですね。
注意点として「三脚を使う」「ストロボの自動発光スイッチはON」と覚えておきましょう。
要は「便利ツールは使いこなせば百人力」ですから、楽しみながらばんばん撮って、コツを自分のものにしちゃうのが一番というわけです。
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