Goyard Club >> 賛同者&ファン >> 石井 義章 >> Part.8

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 じめじめした蒸し暑い梅雨が終わって(今年は涼しかった)、ジリジリ暑い猛暑の8月。待ち焦がれていた人、早く涼しくなってくれって願ってる人、ま、いろいろかもしれませんね。
 でも、夏は祭りや花火など、何かとイベントの多い季節。特に子供にとって夏休みは最高に嬉しい季節です。一家そろって海外旅行の計画を立ててる人もいるんじゃありませんか? ワクワクどきどき、子供心に戻って夏をたっぷり楽しみましょう。
 さて、夏の想い出づくりに大活躍するのが写真。楽しい記憶にいつでも出会える小道具として、なくてはならないアイテムです。
 写真がなければ想い出は語れない…というのはちょっとオーバーとしても、同じ撮るなら記憶に残る素敵な写真作りにチャレンジしてみたいもの。そこで今回は「ステップアップのための機材選び」と、「夏の風物の撮り方」のお話にしましょう。
カメラアイコン 最先端もいいけれど、「自分向き」が一番
 どういう写真を撮りたいかによって、機材(カメラ)は決まってくるのですが、なにしろ最も大事なのは自分の目的にあった機材を選ぶということ。デジカメだって同じです。
 でも、その「目的に合った」というのが実は厄介なんですね。なかなかそこまで考えてカメラを買う人は多くありません。
 携帯電話にもデジカメがつき、普通のデジカメはビデオカメラのように動画が撮れるようになり、逆にビデオカメラは当たり前のように静止画が撮れるようになりました。時代の流れというか進歩というか…。そのせいか、ひたすら便利機能を追い求める風潮が強まっているように見えます。
 しかし、どんなに機械が進歩しても、人間ってすごくアナログ的でデリケート。誰にも“五感”というものがちゃ〜んと備わっているんです。その五感にいろいろなことを感じながら表現する―これが写真を撮るときに、とても大切なことなんですね。
 やってることは今も昔もなんら代わっていない、とすればコンパクトカメラ(デジカメ)も楽しいけれど、自分の意志と感性で多彩な表現ができる一眼レフ(フィルムカメラ)があれば、もっと写真の楽しさが広がるというもの。ぜひこの楽しさを覚えていただきたいものです。
カメラアイコン アナログ一眼レフにチャレンジしませんか
 今やデジタルカメラに押され人気低迷気味のアナログカメラ。でも、そこがチャンス。おかげで本格一眼レフが以前よ安くても十分に満足できる性能のカメラがたくさん出回っています。

中古カメラ店、インターネットオークションなどで探して見てください。安くていいのがたくさんありますョ!

 一度手にしてファインダーを覗いてみましょう。すると、いつもとは違った感じがわかります。
 望遠レンズで見る遠景のアップ、広角レンズでぐっと近づいたときの迫力…。雑誌や写真集で見ている世界が、目の前に広がっているはずです。
 望遠レンズで見る遠景のアップ、広角レンズでぐっと近づいたときの迫力…。雑誌や写真集で見ている世界が、目の前に広がっているはずです。
 アナログカメラの性能・機能は、もう極限まで達していると言っていいでしょう。自分でピントや露出を決めるものから、すべてカメラ任せでOKなものまで多種多様。
 もちろんテクニックはいろいろありますが、まずはそんなこと無視して、覗いて、感じて、シャッターを切ってみるのが先決。頭シャッターでウインクするのと同じくらいの気持ちでシャッターを押せばいいのです。
 感じたままの世界を、新鮮なアングルと新鮮な時間帯をみつけてシャッターを切れば、その時の感動が写真になって出来上ってくるに違いありません。
カメラアイコン 夏のきれいな夕焼けはフィルターでプロ級に
 夏といえば夕焼け。真っ赤に染まった空は、言葉では言い表せないほどの神秘と感動を呼び覚ましてくれます。
 世界中に“サンセットクルーズ”ってのがあるくらいですから、やはり、どこでも誰でもあれには感動するんですね。

でも、せっかくの夕焼けも写真にすると、目で見たときの感じとずいぶん違うことが少なくありません。「なんだか白っぽいなぁ」という経験はないですか?
 理由はともかく、あの赤は写真にはなかなかうまく出ないのです。写真がシゴトの私たちにも気配りがいることの一つです。
 だったらどうしたらいい?これが意外に簡単。オレンジのセロファンかフィルターを、レンズの前に当てればいいのです。ただ、濃いオレンジは全体が不自然なオレンジになりすぎるので、薄めがいいですね。これを一枚持っていると、赤く輝く感動の夕日が撮れること請け合いです(レッドエンハンサーという、赤だけ濃くするフィルターもあるので写真屋さんで聞いて見てください)。
カメラアイコン 花火撮りは場所取りが決め手
 次は夏の風物詩花火。花火の写真はいつ見てもきれいで思い出に残ります。これもちょっとした工夫で、かっこよく撮れますよ。
 見るには、近くで「玉や〜っ、ドン」がやはり一番。気持ちいいし迫力があります。しかし写真に撮るとなるとちょっと近すぎ。
 実は簡単そうで意外と難しいのが、撮り方よりも場所決めのほうなのです。
 これは説明が難しいのですが、「ファインダーを覗いてみて、仕掛け花火の範囲に余裕のある距離」といった感じでしょうか。ファインダーの中に花火の全景が収まるぐらいまで引くのがコツです。
 花火をデッカイ怪獣に見立てて、地面を逃げ回る人間も一緒に撮れる場所―ま、こんなふうにイメージするとよいかもしれません。どこかで花火を見たときに頭シャッターで感じをつかんでおくとよいでしょう。
 念のために言えば私にも失敗の経験あり。いい場所だと思っても煙が花火に重なっちゃうと台無し。正直、こいつはなかなかうまいこといかないもんです、はい。
 でも、うまく撮れたときの気分は最高ですよ。だから頑張り甲斐は大いにあります。