
今回は風景写真について書いてみることにしましょう。
皆さんは、風景写真というと真っ先にどんな写真を思い浮かべますか? 山、海、川などの美しい自然はもちろん、散歩中の街の風景、子供が遊んでる風景、旅の思い出の風景などなど、人によって実にさまざまでしょうね。
私が初めてカメラを手にしたとき、いち早く外に飛び出して家の周りを撮った記憶があります。だから風景写真というと、なぜかそのときのことが頭に浮かんできます。とても嬉しくて、頭に焼きついてしまったんですね。
さて、風景写真にも撮り方にちょっとしたコツがあります。とはいっても、「大自然を相手に一瞬の表情を切り取る」な〜んて話になると、大変な忍耐と時間が必要ですから(私も苦手)、そんなんじゃないポイントを。
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目にはいったモノは片っ端から撮るべし
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まず、目的地に着いたなら、頭が新鮮なうちにいろんな風景を撮ってしまいましょう。
これが大切なんです。人間の順応性は意外に早くて、時間の経過とともに、最初の感動がどんどん薄れてしまうもの。新鮮なものも古く見えてしまいがちなのです。
もちろん、何度行っても新鮮さを感じる場所もなくはありませんが、案外少ないものです。
旅先ではとくに、同じ場所に戻るとすでに、新鮮さが薄れてしまってることが少なくありません。だから、まずはシャッターをおしてしまいましょう。
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新鮮な時間のアングルを狙って撮る
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さて、今回の第1のポイントは、カメラアングルにも新鮮さを感じるアングルがいろいろあるように、時間にもアングルがあること。
時間のアングル? いえいえ、そんなにややこしい話じゃなくて簡単なことです。
普段、風景なんかあまり見ない時間帯、たとえば夜明け前。ほとんどの人がまだ寝ているし、起きていてもカメラを持って出かけるなんて人はいません。こんな時間帯が考えると結構あるものです。
雨の日も風景は見ても写真となると少ないですよね。また例えば、カメラを手にしてるときにタイミング良く綺麗な夕日に出会うなどは1年に数回あるかどうか。
という具合で、これらが新鮮な時間のアングルなんです。
旅行に行ったときなどは、夕暮れ時は楽しい食事タイム。夜明け前はぐっすり熟睡中(実は私も旅先ではほとんどこれ)。 |
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でも、たまには気力と体力を残しておいて、新鮮な時間のアングルに挑戦してはどうでしょうか。
ちょっと頑張れば、思い出が二倍三倍ってわけです。夜明け前の青みがかった中で観る満開の桜などは、いつ見ても感動ものです。また夜明け前から夜明にかけて、昼間の動物たちも一斉に行動を開始します。そのとき何かいいことが起きそうな、そんな感動が起きればしめたもの、いい風景に出会うチャンスが広がるに違いありません。
撮影のテクニックもいろいろありますが、まずは感動と新鮮な時間のアングルがいい作品になる近道だと思います。
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ファインダーの1,2,3で立体写真に挑戦
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第2のポイントはちょっと技術的かもしれません。でも簡単なのでぜひ試してみて下さい。
前回、立体写真のところで触れましたが、写真は立体ではなく平面なので、画面上で疑似の立体を作っちゃおうって撮り方です。
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撮るときに、一番手前にジャマと思えるもの、その奥に自分の撮りたいもの、その後ろに背景を入れるといった感じで配置します。私は「ファインダーの1,2,3」と勝手に呼んでいますが、これがうまくいくと結構立体感が生まれるのです。
でもこれ、本当のことを言うと簡単そうで意外に難しいんです。 なぜなら、いつもそんなに都合よく場所・人・モノなどが揃ってないからなんですね。
でも、コツとしては、片目をつむれば立体感がなくなるので、片目で見て何となく立体的に感じるところがポイント。まずは頭シャッターで試してみて、うまく撮れそうなら本番、という段取りでいきましょう。
ところで、私は旅先でよく絵はがきを参考にさせてもらいます。 な〜んだと思う人がいるかもしれませんが、絵はがきって写真の旨みの凝縮なんです。なにしろ代表的な風景写真として絵はがきになっているのですから、参考にしない手はありません。それと同じ場所見つけるのも意外に面白いものですよ。
もしそこが新鮮と感じなければ、自分が新鮮に感じる場所で撮ればOK。冒頭で言ったように、風景写真は人それぞれ感じ方・思い入れが違います。自分が感じるリアルな感動を、写真を通して人に伝えられれば最高ですね。
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