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 Vol.9/2001.6.5更新
『いつか、必ず、座りたい場所』の巻
 いやはや、世間は、「“イチロー”と“新庄”が昨日はどうだったか。そして、今、どうなのか。」が相当、気になるようです。もう6年前になりますか、、、野茂投手がアメリカのベースボールの世界にデビューした時も、そこそこの注目はされましたが、このところの、二人への“気になり方”は、一種、異常なほど。まるで“株価”をチェックするように、頻繁に“今日のイチロー”“昨夜の新庄”を確認する、なんてことは、かつてなかったことでしょう。
 イチロー選手の場合“寡黙で淡々派”ですから、現状のままのスタンスで報道されるぐらいが丁度いいと思いますが、新庄に限ってはそれではもったいないのではないか、、、などと、職業病の“放送色気”とでもいうものがムラムラと沸き起こります。
 早い話が、映画“トゥルーマン・ショー”でジム・キャリーが演じた主人公のように、『24時間365日、ずっと、新庄の私生活を映し出すTV』-これでしょう。そのような過酷な仕事を引き受けてくれそうなのは、おそらく彼ぐらいだろうし、またそれに応えて、魅せてくれるはず。
 さて、日本に居ながらにして、アメリカン・ベースボールを楽しめる機会が増え、ファンにはありがたい今日この頃ですが、やはり、その素晴らしさは、実際にボールパークに足を運ばないと伝わって来ません。“天然芝と風と匂い”-これがその神髄だからです。で、そこのところを突き詰めると、「メジャー・リーグよりもマイナー・リーグやで、やっぱり」となります。なぜなら「“天然芝と風と匂い”に、より近いから」とでも言っておきましょう。

この席からは、等身大のアメリカが見えます。        
 で、この写真。確か、小さな小さな田舎町にあるボールパーク。ふと見れば、赤い囲みがしつらえてあり、蔦足のベンチが並び、老夫婦がベースボールを、、、そして、SUITEという文字、、、。
 あ、ここ、スウィート・シートなんやね、うわぁ、そうか、それだけでえぇんやね、何も気取らなくても、これで充分なんや。マイナーリーグの魅力そのものやん、これ!大好き!


文・写真/東野hoboひろあき

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