ネブラスカと聞けば、荒涼としたイメージを抱く人が多いのではないでしょうか?せめて、歌ぐらいは明るくあってほしいものですが、ブルース・スプリングスティーンがまた物凄いことを書いています。
さてさて、その内容は………。
“ネブラスカ”
ワイが行ったら、彼女は家の前の芝生の上でバトンを回しとった。
ワイと彼女はドライブに行って、無実の人を10人殺してん。
ネブラスカのリンカーンちゅうとこから、ワイオミングの荒れ地まで
41口径の短い鉄砲で、出て来たもんは全部殺してん。
ワイらがやったこと、ごめんやなんて言う気はないで。
少のうてもちょっとの間は、そこそこおもしろかったしな。
陪審員は、ワイを有罪にして、裁判長は「死刑!」やとさ。
(中略)
あいつら「何でこんなことしたんや?」て聞くから、ワイは言うた。
「世の中には、ただ意味のないだけのことかてあるやんけ。」
どうでしょう、何という絶望感。殺しまくっておいて「謝らないよ」「おもしろかった」「別に理由ない」と言うんです、この男は。
そして、見逃せないのは、一行目の、殺しに同行した“彼女がバトンを回してた”というフレーズ。つまり、ちょっとバカですよ、と言ってるんですね。そこで、ボクが咄嗟に思い浮かべたのは、映画“ナチュラル・ボーン・キラーズ”。ジュリエット・ルイスなら、この役、ぴったりでしょう。それにしても、これが他ならぬ“ネブラスカ”だというところに、この州の悲しさがありますね。
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どこにでもある、何の変哲もないモーテル。
だけど、夜になると、小さな物音がやけに恐ろしく感じられます。
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文・写真/東野hoboひろあき