アメリカの地名がタイトルになっていたり、歌詞に出て来る歌を訳して、自分なりに短いコメントをつけてみよう、と思い立って、真っ先に思い浮かんだのが、この曲です。切ない失恋の歌。
さてさて、その内容は………。
“テネシー・ワルツ”
うち、テネシー・ワルツに合わせて、
彼氏とワルツしててんやんか。
そこに、昔なじみの女ともだちが来たから
「彼氏やねん」て紹介してん。
そしたら、その子と彼氏がワルツを踊って、
その子、私から彼氏を盗りやってん。
うち、あの晩のこととテネシー・ワルツのことは覚えてるで。
どれだけのもんを失くしたかも、今になってわかったし。
そう、うちが彼氏を失くしたんは、
きれいなテネシー・ワルツが流れてた晩やった。
あの子にさえ会わへんかったらなぁ………。
あの子にさえ会わへんかったらなぁ………。
彼氏を奪われて、「憎い、女ともだちが憎い!」と言うわけでも、横恋慕した彼氏に対して「なんちゅう男や、ほんまにもぉ!」と怒るでもなく、ただ「あの子に会わなかったら………」と悔やむ彼女。なんとなく好きです、こういうタイプ。
パティ・ペイジのオリジナル・ヴァージョンが有名ですが、ちょっと変わったところでは、ザ・チーフタンズの演奏で、トム・ジョーンズが歌っているものをお薦めします。こんなにかわいい女の歌を、「おっさん、何を必死になっとんねん!」というぐらい、熱唱してます。
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テネシー・ウイスキーの代表格-“ジャック・ダニエルズ”の蒸溜所のメインゲート付近。これを飲んで、ここでワルツ・ダンシング?!いいえ、なんと、このあたりは、禁酒地帯です。アメリカって、ほんまに不思議。
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文・写真/東野hoboひろあき