彼には逸話がいろいろあって、コンサートの時誰かが咳きをしたら”帰るぞ”と脅したり、マドンナが面会を申し込んだけど会わなかったり、なんてことあったらしいし、コンサートのドタキャンもよくやったみたい。そんな話を知ってか知らずか、最初の一曲目が始まるまで固唾を呑んで見守るという感じ。そして唄いだしたのは"Samba de uma note so"(ワンノートサンバ)。あのジョアンの声、あのジョアンのギターだ。曲が終わった後の拍手がすごかったのは言うまでもない。そんな調子でタンタンと曲を演奏し、アンコールを2回もやってくれて結局30曲も聴かせてくれた。たしか70歳くらいのはずだが、その演奏は衰えもなく文句なく素晴らしいものでした。ボサノヴァファンの端くれとして、やはり生で見る贅沢、臨場感は別格だった。来てよかったああっていう感じですかね。
このフェスティバル、どっぷりジャズ系の音楽浸りたい人にはお勧めです。