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プロフィール  


ジャズフェスティバルにて。
高石さんとフランスの歌手、BIAさん。
 VOL.4 (JUL 19th.2001)
 開店5周年はカナダのジャズフェスティバルへ行っちゃいました!


 突然ですが、モントリオールジャズフェスィバルに行ってきました。
 お目当てはボサノヴァの生みの親の一人ジョアン ジルベルトのソロライブ。本国ブラジルでもほとんどライブをやらないし、来日したこともない大物。その彼が出るということで、ボサノヴァにハマッテいるボクとしては急遽、仕事も家族もをほったらかしにして行ってきました。
 モントリオールはカナダでもかなり東に位置する観光を収入源とするところ。オリンピックやF-1でも有名ですね。ここで毎年大きなジャズフェスティバルが開催されている。今年ですでに22回にもなる。6月の28日から7月の8日まで10日間、有料、無料併せて延べ300!!ものライブが行われる。
 今年はマイケル ブレッカー、プリンス、オスカー ピーターソン、ジョージ ベンソン、ダイアナ クラール、ベベウ ジルベルト(ジョアンの娘)そしてジョアン他有名ミュージッシャンから地元の学生バンドまで世界中から来ていました。旅の日程はジョアンが目当てだったので3泊5日という強行軍。宿泊先も今回初めてB&B(ベッド&ブレックファースト)に泊まってみました。いわゆる民宿みたいな感じなので、宿の人も割合親切だし、他の宿泊客の人たちとも友達になったりできます。実際ニューヨークから来ていたお姉さんたちとも友達になりました。地元の人にいろいろ聞いたらモントリオールはとても治安が良く、夜中に歩いていても大丈夫だそうです。着いてそうそうに感じたのは人がけっこう歩いていることでした。これがアメリカだと意外に歩いている人が少ないんですよね。やはり治安が良いせいなのでしょうか。
 
スペクトラムといライブハウス、この日はDavid Sanchezが出演して熱い演奏を聴かせた

 

屋外の無料ライブで唄うBIA

 
 さて、フェスティバルですがライブ会場はいくつもあって屋外は無料、ライブハウスやホールは有料となっているようでした。お昼の12時位からはじまって遅いのになるとスタートが夜中の12時なんてのもあり町を挙げてのお祭りです。ジョアンは7月5日の8時半スタートの一回のみ。ソロライブだが1,000人くらい入る大ホールで行われた。実は一時間半も遅れて始まり終わったのは12時を回っていた。彼故の遅刻と演奏へのこだわりはライブならではだ。もっとも日本のホールではこんな遅刻は許されそうにないが。癒やし系音楽の代表みたいなボサノヴァだが、ジョアンなくしては生まれなかった音楽だ。彼は1958年に『シェガージサウダージ』でレコードデビューして以来、40年以上もボサノヴァ一筋の人。ボサノヴァギターのあのウンチャー、ウンチャという奏法は彼が編み出したものだし、あの独特な唄い方も彼独自のものだ。今は亡きアントニオ カルロス ジョビンとともに偉大なボサノヴァ ミュージッシャンの一人だ。
 
 屋外で盛り上がっていたブルースバンド

 

こちらも屋外無料ライブステージ

 
 彼には逸話がいろいろあって、コンサートの時誰かが咳きをしたら”帰るぞ”と脅したり、マドンナが面会を申し込んだけど会わなかったり、なんてことあったらしいし、コンサートのドタキャンもよくやったみたい。そんな話を知ってか知らずか、最初の一曲目が始まるまで固唾を呑んで見守るという感じ。そして唄いだしたのは"Samba de uma note so"(ワンノートサンバ)。あのジョアンの声、あのジョアンのギターだ。曲が終わった後の拍手がすごかったのは言うまでもない。そんな調子でタンタンと曲を演奏し、アンコールを2回もやってくれて結局30曲も聴かせてくれた。たしか70歳くらいのはずだが、その演奏は衰えもなく文句なく素晴らしいものでした。ボサノヴァファンの端くれとして、やはり生で見る贅沢、臨場感は別格だった。来てよかったああっていう感じですかね。
 このフェスティバル、どっぷりジャズ系の音楽浸りたい人にはお勧めです。
 
ジョアン ジルベルトが演奏したステージ

 
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