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Q. アイスホッケーの道具はどんなもの?何を着てやっているの? その1

A. 2回シリーズでアイスホッケーの用具と選手が身に付けている防具について説明をします!

今回はまずアイスホッケーの道具から説明を始めます。


大北選手愛用の道具。左からヘルメット、パック、スケート、グローブ。下はスティック。

アイスホッケーの用具と言えば、やはりスティックとパック、そしてスケートです。スティックはもう皆さんもご存知の通り、選手があやつっている長い棒のことです。パックはボールのような役割をしている、黒く平たくて丸い固まりです。
スティックは普通、長い柄の部分をシャフトと呼び、先っぽのパックを操る部分をブレードと呼びます。昔はシャフトからブレードまで一本の木で作られたものを選手達は使用していましたが、現在ではシャフトとブレードが分解できるものを使っている人が大変多くなりました。
分解型のスティックを使用している選手は、シャフトの先の口にブレードを差し込んで使います。その差込み口には専用のグルー(のり)を熱して溶かし込みます。直径7.62cm、高さ2.54cm、重さ156〜170gの硬質ゴムでつくられたパックをうけるブレードはよくかけてしまったり、折れてしまったりなどします。そのため、選手達は予備のブレードをいつも何本か持ち歩いています。一本木のスティックより、分解型のスティックの方が経済的とも言えます。またプレーも年々激しくなってきていますので、カーボンやアルミ製のシャフトの方が折れにくいという利点もあります。一方、カーボンやアルミ製のシャフトより一本木のスティックの方が、木、本来のしなやかさがあり、スティックのしなりや反動をうまく利用して強力なシュートを産み出しやすいという利点があります。カーボンやアルミ製のシャフトをしならせるには、それなりの筋力が必要となります。

分解型のスティックを使用していると、試合中にブレードがシャフトから衝撃で外れてしまうことがあります。そのような時、選手はすぐにシャフトもブレードも手から離さなければなりません。シャフトだけを持ってベンチに帰ろうとしたりしても、反則となってしまいます。危険を防止するために必要なルールですね。

ブレードですが、よく皆さんも見かけると思うのですが、選手達はテープを巻いて補強をしています。と同時にテープを巻く事で、パックを滑りにくくし、コントロールを増すことにもつながります。

最後にスケートですが、国際連盟公認のものを使用しなければなりません。スピードスケートやフィギュアスケート用のものなどは使用できません。アイスホッケー専用のスケートだけが使用されます。

ちなみにパックのスピードは、シュート時には時速150km以上出ると言われています。プレーヤー自体、滑走速度は時速40〜60kmと言われています。これだけ聞いても、ホッケーはスピードとパワーの両方の魅力を兼ね備えたスポーツであることを感じていただけるのではないでしょうか?

文/大北照彦・ひろ子