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Q. アイスホッケーは何人でするスポーツ?

A. アイスホッケーでは1チームあたり6人の選手がリンク内にいます。
  つまり氷上に乗ることができます。

 6人の内訳は基本的に、フォワード(以下FW)であるレフトウィング、センターフォワード、ライトウィングの3人にディフェンス(以下DF)であるレフトディフェンス、ライトディフェンスの2人、その5人の競技者(以下プレーヤー)にゴールキーパー1人を足した計6人です。でもこの内訳は絶対的ではなく、チームの采配によって変わってくる時間帯が試合中には当然でてきます。
 一方、ベンチには20人のプレーヤーと2人のゴールキーパーが入ることができます。選手の交替については、いつでも自由に何回でもできます。

ベンチの様子。飛び出すのは大北選手
サッカー等の様に審判に知らせたり、試合の中断を待ったりする必要もありません。初めてホッケーを見る人にとっては、パックを追うことはもちろん、選手達の動きを追うことも大変かもしれません。
 また、プレーヤー5人を1セットと呼び、その内訳は基本的に、FW3人とDF2人。つまりベンチに入ることができる20人のプレーヤーは4セット分を意味し、選手の交替は基本的にセット単位に行われます。各セットにはそれぞれ目的があります。例えば、守りに強いセットとか、点取りセットなどというように。そして逆に、目的にあわせて構成する選手の入れ替えや構成するポジション(FW/DF)の比率の変更もされます。
 したがって各チームは相手チームのセットの様子を見ながら、自分のチームのセットを色々考えて試合を進めていくことになります。必要とあれば、試合中でもどんどんセットの内容を変えていきます。セットには第一から第四セットと順番がつけられていて、良いプレーヤーのそろったチームほど、第一から第四セットまでの力の差がありません。一般的には、第一と第二セットの力が上で、第三、第四と若干ずつ力が下がったセットになっていることが多いです。当然同じレギュラーでも、選手にとっては第一、第二セットに入ることが目標となって来るわけです。

(c)土田和幸  ベンチ内の大北選手
 この4セットはかならず全部が使われるわけではなく、相手チームが強い場合は、第一から第三までの3セットまわしや、第一から第二までの2セットまわしがされることもあります。
 個々のプレーヤーに注目した試合観戦も面白いですが、セットに注目した試合観戦ではさらに一段上の面白さがあるのです。セットの采配は監督の力量が試される重要な要素の1つでもあるからです。パックやプレーやを追うのに慣れたら、今度はセットを追って観戦してみるのもお薦めです。      文/大北照彦・ひろ子