今回で『アメリカ』テーマの編集後記が最後になります。そこでアメリカの食文化の象徴(?)であるホットドックについて一言。
なんと言っても
マイナーリーグ観戦で食べたあの味は忘れられません。きっとテイクアウトで食べたら旨くないであろうただのホットドックが、あの雰囲気の中、独特の空気と青い空のスパイスが効いてなんとも言えない味になるのです。
ホットドック自体は、特にパンにこだわっているようでもなく、ましてメインのソーゼージも別に何の変哲もない代物。タマネギのみじん切りをたっぷりトッピングして、マスタード、ケチャップでカスタマイズしても冷静に味わえばそう旨いものではないと思います。それがボールパークで食べると遠くで〈ピヨピヨ〉と小鳥のさえずりが聞こえる位美味しいのです。
アメリカ料理と言う言葉があるかどうか知りませんが、きっとボールパークで食べるホットドックが、アメリカ料理かもしれない。なんと言ってもベースボールはアメリカのナショナル・パスタイム(国民的娯楽)ですから…。
ニューヨークまで行って普段日本では見ないミュージカルを高いお金を払って見るより、わざわざロサンゼルスまで行ってディズニーランドに時間を費やすより、ボールパークに行ってホットドックを食べる事をお勧めします。できればビールも一緒に買って。ちなみに売店で「ビールくれ」(もちろん英語で)と言ってもペラペラペラと何か言い返してきます。(早い英語で)ほとんどの場合、ビールの銘柄を聞いてきてるか、未成年じゃないのか、この2点です。後者は別として前者は、『バッド=Budweiser』とか『クァーズ=Coors』とか『ミラー=Miller』と始めから言えば余計な心配しなくて冷たいビールがでてきます。(米人はみんなそう言ってます)おまけに、「コーク」と言って無いと言われたら「ペプシ」と言います。まぬけなようですが、本当の話です。もっとも、予めカウンターの中を見わたせば扱い商品はわかりますが…。
アメリカの歴史は、もともとアメリカ大陸にいた先住民(インディオ)を侵略し土地を奪い取るところから始まったと、映画『ダンス・ウイズ・ウルブス』や、『アメリカ合州国』で見聞きしました。
湾岸戦争、ベトナム戦争と世界の中心は自国であるごとく傍若無人な振る舞いはいったいどこからきているのでしょうか?
ここに来てイラクと戦争を始めそうなアメリカ。北朝鮮とも怪しい雰囲気。
戦争好きなアメリカと、何の変哲も無いホットドックをとても旨い料理(?)にしてしまうアメリカ。
本当は『合衆国』のはずの『合州国』。
まだナショナルパスタイムである
ベースボール(特にマイナーリーグ)を実際に見ていない方は、是非、だまされたと思って見に行ってください。
アメリカがイラクに爆弾を落とす前に…。
参考文献:ダンス・ウィズ・ウルブス ケビン・コスナー監督
ここが違う!アメリカンベースボール 嶋田隆著
アメリカ合州国 本多勝一
G事/川俣 文成