2008年01月25日
小型船舶操縦士免許1級
取りました。
小型船舶操縦士免許1級。
去年の暮れに芝浦のボートスクール「MINAMO」に通って、試験を受けました。
ちなみに実技の練習と試験の会場は、芝浦からレインボーブリッジをくぐって豊洲ららぽーと前の海。めっちゃアーバンな風景の試験会場ですわ。
1級の免許があれば、20トン以下の船に乗れます。航海制限海里は無制限です。
20トン以下っていってもピンとこないんですが、屋形船や隅田川の水上バスも20トン以下だそーです。屋形船、操縦できちゃいます。
航海制限が無制限ってことは頑張ればアメリカでもオーストラリアでもインドでも…、世界一周でも出来てしまうわけです。夢は屋形船で世界一周? なわけないですが。
ぶっちゃけ、勉強は結構難しかったです。船長の厳守事項、海上での交通法、ブイや汽笛や灯火の意味、気象、ロープワークなどなど。特に1級は海図とエンジンの整備に関する問題がかなり難しかったです。
たとえば海図を渡され
「冬島灯台(Oc、6s)を磁方位022°、角崎灯台(Fl(3)、12s)を磁方位265°に見る地点を10:00に出航。磁進路327°で進み、春島西端の下崎灯台を右舷正横に見る地点で磁進路339°に変針、夏島北端の鳥崎灯台を右舷正横に見る地点で変針し、40-28.4 N、139-36.2 Eの地点に到着するのは何時何分か? 全行程を10ノットで進むものとする」
ってな問題。読むのも舌を噛みそうな問題です。
また、逆に「ここから出発してここに10:00に着くには何時何分に出る必要がある?」とか、灯台や岬の位置を計り自分の位置を割り出したり、コンパスの誤差を割り出したり、さらに難しい問題は「この海域には、流向020°、流速3ノットの海流があるものとする」なんてのがつくものもある。
ちなみに(Oc、6s)は6秒の間に1回長く光る灯台、(Fl(3)、12s)は12秒間に3回閃光が光る灯台を表すんで、これを海図の上から捜さなければならない。磁方位ってのはコンパスが指す方角で、磁北と真北とは偏差(地域によって違う)があるので海図上の磁方位目盛りってのを使って計らなくてはならない。それに対して潮流は偏差のない真方位目盛りで計る必要があり、これを間違うとまったく違った結果になってしまう。40-28.4 Nは北緯40度28.4分でEは東経。フー、こーやって書いてても頭こんがらがりますぅ。
2級だと航海海里が5海里までと制限されているのでこのような海図の試験とエンジンに関する詳しい試験がないんですが、岸からたった5海里(9.3q)しか行けないわけです。それが1級ならば航海制限海里は無制限ですから、これは1級に挑戦したいじゃないですかぁ。でも、マジで難しい。作図も始めに1°とかでもずれると、だんだんスゴイ誤差に広がるし…。
エンジン回りもディーゼルとか知識がないし…。
教習中に「海図とかエンジンの試験、難しいなぁ。もーちょっと優しい問題になんないかなぁ」って言ったら、教官から「5海里以内ならば岸も見えてたりするし、救助もすぐ来てくれますが、無制限なんですから外洋では全部自分でやらなくちゃなんないんですよ。海図が読めなくて、故障が直せないと死んじゃいますよ」って言われたよぉ。そらそーだ。
さらに実技。船体の点検から始まり、始動、発進、加速、変針、蛇行、人命救助(人に見立てたブイを引き上げる)、避航(近くにこんな船が来たらこっちが逃げるとか向こうが逃げるとかの決まりがある。)、減速、停止、着岸。
試験では、人命救助を1回しくじってやり直した(2回までしかチャレンジできない。2回目はめっちゃ緊張した)し、着岸では岸に船体をぶつけたし…。車で言ったら坂道発進をしくじり、車庫入れで擦った感じ?
落ちたと思ったね。
でも、なんとか受かりました。ホッ。
今はちょっと寒いけど、もーちょっと暖かくなったらレンタルボートでも借りて出かけたいです。もしくは誰かボート持ってないかなぁ? 操縦させてぇ。
投稿者 fujiwara : 2008年01月25日 11:30
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コメント
これからキャプテンと呼びます!海人ですね!
投稿者 竹内シゲキ : 2008年01月29日 11:14
名古屋遠征に船で行きましょうか?
そっちでレンタル艇を借りるので、御一緒しましょう。
投稿者 藤原ヒロユキ : 2008年01月30日 11:15
